ここだけの話

どけちライフスタイル・就活・政治・美容健康・語学・についてマニアックな話をするブログ

【無理は厳禁!】気分の落ち込みを解消する6つの対処法 

f:id:sensabanbetsu:20160718162705j:plain

こんにちは。さくら餅です。絶賛夏前バテ中です。

 

近頃、天気の不安定が続いていますね。一部地域では被害があったりと心配ごとも多いですが...。気圧の変化に弱い私は頭痛は治まらないし、暑さで食欲もわかないしで気分も落ち込み気味でした。(なう)「5月病」という言葉がありますが、気分は万年浮き沈みするから!!というヘビーな方に、その対策法を8つにまとめました。人はいつだって辛いよねぇ。

 

現状を受け入れてあげる

f:id:sensabanbetsu:20160718203445j:plain

まずは、自分を受け入れてあげます。自分が間違っているという考えは100%捨てましょう。

就活に失敗した。面接に受からない。職場で馴染めない。人間関係が上手くいかない。

このような理由から悩みがうまれた時、人は、それに適応できない自分が間違っているという考えに陥ります。ですが、その考え自体が間違いだということを知っておいてください。あなたが間違っているのでなく、あなたと、その環境との間でミスマッチが起きただけなのです。

 

例えば就活。企業の面接を受けて落とされたら自分が否定された気持ちになると同時に、自らの力不足だと責めてしまいますよね。その会社を受けるために時間をかけて企業研究もしたし、学生時代に力を入れたことについては「そんなのテスト前に白目むきながら一夜漬けしたことくらいしかないし」なんて思いつつも上手く盛って話も出来たし... 「会社に属して何がしたいか」聞かれたときだって、っなんあるわけないだろなんなのなんて思いながら「私の○○なところを活かして御社の企業成長に貢献すべく熱心に取り組んでまいります」的なこと言えたし。それで落ちるって一体何がいけなかったの??って思っちゃう。なおかつ、自分の中で上手くいったと思えた面接がダメだった時の人格否定させた感とたるやこの上ない喪失感。

 

なんですけど、まず、この場において気がつかなければならないことは、いけなかったことなんて何一つないということです。これが最も重要。面接に受からなかったのは、企業が求めている人材(能力・人柄が完璧であるということに限らず、「こういう人と仕事がしたい」という企業の純粋なビジョン)とは異なっていたからでしかありません。それだけです。

もちろん、数打ち当たれで面接を受けた人は別ですが(ここで受かっちゃう人だっているんだから、この話の筋が通る。)あくまでも自分の実力不足が原因で通らなかったのではない、という冷静な考えを持つことが大切なんですよね。

 

就活生を例にとってあげましたが、自分の身にマイナスなことが起きたその当事者はどうしても自己否定気味になるし、事実起きたこと以上に悲観的になることがほとんどです。それは、先に述べたような「いけなかったことなんて何一つない」という客観的な目で物事を捉える余裕がないし、マイナスな状況で肯定的に考えられるほど、人は強くないからなんです。現状を冷静に、そして客観的に受け入れることで、自分が間違いではないことを正しく認識してあげてください。これまでのあなたの努力を全否定してしまうようなことは、絶対にしないであげましょう。自分を認めてあげてください。

 

「なぜ辛いのか」 書きだして分析してみる

f:id:sensabanbetsu:20160719122517j:plain

多くの人がここを怠ります。

自分がいま何に苦しんでいるのか、何故ここまで辛い思いをしてしまっているのかを徹底的に書きだして分析してみましょう。すると、小さなことでも自ずと解決法が見つかってきます。

 

例えば、大卒ニートの私は基本自宅を警備しているので毎日ほぼ変わりのない生活を送っています。すると、週の中頃後半には「あー、何してんだろうな。」と、どうしようもない気持ちに度々苛まれます。ただ、この段階では「情けなさ」や「不甲斐なさ」というぼんやりとした負の感情でモヤモヤしているというだけで、具体的になにが悩みの種であるのかがはっきりしていません。そこですべきなのが「書き出して分析する」ということ。私の話ならば以下の通り。

①《悩みの種》自分が情けなく感じて落ち込む
②《何で?》ニートだから・体力のなさが著しくてすぐ動けなくなるから・毎日が同じ繰り返しだから・天気が悪いから・どこかしら体調が悪いから
③《どうする?》気分転換に好きな音楽を聴きながら近所を散歩してみる・親や友人と他愛もない会話または悩みを話してみる・いつもは見ない映画を見てみる
④《どうなる?》非日常と触れ合うことでリフレッシュできる・少し前向きな気持ちになれる・単純に元気になる

 

このように、まず悩みの種は何なのか明らかにして、それがどうして悩みとなったのか。それを解消するにはどうしたらよいのか。その方法をとってみると自分がどうなるのか(どうなりそうか)を書き出します。また、③ ④については後回しにしてもOKです。③の《どうする?》を思いついたら書く前に一度やってみる。後に実際にやってみたことを書く。そうしてどうなったかを④にして書き出す。このように、結果論として書き残すのも有効です。③で散歩してみたけど④でイマイチ気分が晴れなかった〜なんてことも事実として残しておくことで、次から散歩は③からとっぱらってもいいかなと、今後の参考資料にもなるので助かります。

 

とにかく全てを文字にして書き起こしてください。人は、不透明であったり明確でないことに不安を感じます。全てを書き出すことによって、ぼんやりしていた不安でマイナスな感情を明確にすることができますよね。上の《何で?》の段階で自分が落ち込んでいる理由を見つけ出すことができます。いわゆる感情のカンペだと思ってください。

 

この考え方は、お仕事に悩んでいる方にもとても有効です。

例えば新入社員なら、慣れない環境に身を置いて、予算という数字に追われながら毎日膨大なタスクをこなさなくてはならない上に、業務時間外でも一日の振り返りや次の日に向けた下準備状況にと、息つく間もなく時間が過ぎ去っていきますよね。そうすると、なんだかよく分からないけど業務が上手くいっていない気がするだとか、一つのことを終えるのに自分はどうしてこんなにも時間が掛かるんだ、とか。もっと効率的に仕事ができないものか、などなど。切羽詰まっている状況で自分のやり方にちょっとした不満不安感が出てきてしまうことが多々有ります。(新人なんだから、出来ないのは当たり前なんです)

 

いっぱいいっぱいになってしまって「あ、こりゃヤバいな。」と思ったらまずは書き出し法で感情のカンペを作ってください。自分がまず「何に悩んでいるのか」を明確にしたら、後は同じ方法で細かく分解していくだけです。これをやるかやらないかで事実本当に全く違ってきます。モヤモヤして100散らばっていたように思えた悩みが、根源はたった1つであったり、その問題を解決するには、小さなことから順にクリアしていけばよかったりするものです。悩みの種は、案外シンプルなんです。

 

他人と比較しない

f:id:sensabanbetsu:20160719142813j:plain

周囲の頑張りを自分のエネルギーに変えられる人がいるように、そうでない人もいます。「自分は負けず嫌いだし完全に前者だ!」と思っている方も、知らず知らずのうちに人を見ることで実は落ち込んでしまっているということも少なくはありません。他人もいいけど、まずは自分をしっかり向き合うことが大切です。

 

筆者はもっぱらそうでない人である自覚があるので、同じ境遇で自分より上手くいっている人や、酷い時は同世代のプロスポーツ選手の活躍を見るだけで心がやられたりもします。(笑)僻みでも妬みでもなく「こんなにできる人がいるのに自分は何で上手く生きれないのかなー。」という「自己嫌悪・劣等感」が働いて気分が沈んでしまう。これは、自分以外の人が一人でも存在する限り起こりうる現象だと言えます。確かにそうですよね。同じ人間として同じ国に生まれ、育った環境は違えど段階は同じとした教育課程を終えてきたのにも関わらず、他人と自分との間に生まれる差というものを気にせずにはいられないのが人間って生き物なのです。ただ、他人との比較、その考え方ひとつが自分を苦しめているのであれば今すぐ考えを改めてください。あなたの頑張りを自分が否定してちゃ、これまでの自分がいたたまれません。

 

分析心理学の創始者であるカール・グスタフユングはこんなことを言っています。

 

ある人に合う靴も、別の人には窮屈である。 あらゆるケースに適用する人生の秘訣などない。 (Carl Gustav Jung, 1875-1961)

 出典:http://www.meigensyu.com/tags/view/1102/page2.html

 

万人にぴったり合う靴なんて無いんです。自分は自分だし、人は人。自分には到底出来ないことも、他人がそつなくこなすことだってある。もちろんその逆もしかり。誰かの靴に自分の足を無理くりはめ込もうとするのでなく、あなたの靴をより履き心地良く仕立て上げる方法を考えてください。気がつけばきっと、つまずいても傷がつきにくい丈夫な靴になっているはずです。

 

まったく頑張らない時間を作る

f:id:sensabanbetsu:20160719155912j:plain

はっきり言うなら「サボりましょう。」です。大丈夫です。あなたが思ってるよりみんな上手く(サボりつつ)やっています。ただ単に風邪をひいて会社を休めという話ではありません。(有給を使ったり、そうでなくてもお休みを頂けるのであればそれでもいいです。)例えば、平日はせっせと働いて、休めるはずの土日もやることだらけで身体も心もまったく休まらない状況にあるとしますよね。この土日でまとめを怠ったら、週明け終わったも同然だわー!!!という方も多いかと思います。そんななかで、「頑張らない勇気」を出してみることも時には大切です。「言うのは簡単だよー」と思う方もいらっしゃいますが、勇気をだして「サボる」ことは心の余裕を作る為に最も大切と言っても良いでしょう。

 

土日の両方を「サボりの日」にするのが難しければ、どちらか片方は一切何もしない日にするなど、自分で決まりを作って休みましょう。今日だけは夕飯を作らずに外食にしちゃおう!土曜に全部終わらせて、日曜はとことんだらけよう。などとして、生活にON・OFFをつけることで気持ちの切り替えがつきますよね。休む時はしっかり休めている事実を、身体と心がともに認識をすることによって「休んだからまたちょっと頑張ってみようかな」と思えるようになります。これは、先の2つめにあげた【「なぜ辛いのか」書き出して分析してみる】の効果と少し似た要素を持っています。「私は意図してサボっている!」と思うことが大切なのです。

 

平日はいつも通り仕事をしているし、休日もなんとなく仕事の延長線上のような作業をしているし、心身ともに休まっていない、これまたぼんやりとした不満や心労を抱えている状況。これを解消してあげるべく、今日は何もしない!サボる!決めて休みを作ることによって、自分を許し、気持ちに余裕が生まれます。

 

この時、休んでいる最中は、休み明けのことを考えないことが最も重要です。

「今日一日何もしなかったし明日からまた頑張らないとなぁ。」このような考えは勇気をだしてサボることよりもむしろ危険行為です。「明日からまた頑張らないとなぁ。」と思ったその瞬間、休む前の辛い状況よりも更に悪い描写を人は反射的に想像してしまいます。せっかく心を休ませようと自ら勇気を振り絞ってサボる決断をしたにも関わらず、休む=自分にとってよくない行為と錯覚しかねないのです。休むときは休むことに熱中しましょう。寝るもよし、YOUTUBEを見るもよし、どこかへ外出するもよし。100%のサボりを徹底することが、心と身体の健康を保つのに最も重要です。

 

涙が出ないならちょっと無理してでも泣く

f:id:sensabanbetsu:20160719170633j:plain

涙を流す行為には精神を安定させる効果があるのは有名な話です。

なかでもコルチゾールというストレス物質が涙を流すと同時に外へ流れ出ていくんだそうです。

人はストレスの受け始めにはアドレナリンというホルモンを分泌します。

アドレナリンはコルチゾールと同じストレスホルモンですが、一時的なものなので問題ありません。

ところが、ストレスを長時間、受け続けると、アドレナリンは収まっていき、次はコルチゾールが分泌されます。

このコルチゾールが長時間、分泌され続けると、「副腎」に負担がかかります。

出典:http://セロトニン増やす.jp/archives/296

 

つまり、感情が高ぶった際に流れ出る涙は、体に溜まったストレス物質を排出させようとしている重要な役割を担っているんですね。それでも、脳が勝手に強がって涙を流せない人もいます。そんな時はゆっくりお風呂に浸かってリラックスをすることによって自然と涙を流すことができます。

抑えた感情を表出していくためには、ぬるめのお風呂にゆったり浸かったり、上半身の力を抜いて、へそ下4、5cmの所にある丹田に意識を向けて呼吸する「丹田呼吸(腹式呼吸)」をして、心身をリラックスさせましょう。
そして、「本当は、あのとき○○したかったんだよなあ」「本当は、あのとき気持ちを理解してほしかったんだよなあ」「考えてみれば、私もよく耐えてきたよなあ」などと自問自答してみることです。そうすると、押し殺していた自分の本当の感情に気づくことができ、自然とほろほろ泣けて癒されます。 

出典:http://www.yomeishu.co.jp/genkigenki/feature/130226/

 

「悲しい時は我慢せずに泣け」というのは科学的に間違っていないことなのです。辛い悲しいと思ったその瞬間に感情が高ぶって涙が出そうになった時、体はストレス物質をどうにかしてでも外に出してやりたいと思っているのでしょう。泣いてスッキリするのも合理的な原理なのです。

 

美味しい食事で栄養をとる

f:id:sensabanbetsu:20160719174243j:plain

人の健康を保つのに欠かせないのがこの栄養です。

もちろん、バランスのいい食事規則正しい食生活を心がけることは、物理的な健康を保つことの必須条件であるといえるでしょう。しかし、それと同時に食べたいものを食べることが栄養の吸収を促進させるという事実もあります。食べたいものは何か?というのを問いただすのでなく、その瞬間に自分が欲しているものを素直に食べることがより健康に繋がるといった考えです。

 

例えばあなたが、健康に人一倍気を使っている人だとします。

お昼ご飯に何を食べようか考えたとき「なんだか無性にハンバーガーとポテトが食べたい。コーラもLサイズ飲めちゃいそう。」と思ったとします。でも、普段は健康を考えてファーストフードは避けているし、和食や野菜中心の食生活を送っているので、そんな衝動には揺らがないほうがいい。きっとそう考えてポテトとハンバーガーのセットは断念してしまうとします。これが心と体の不健康のもととなってしまうのです。

 

その時「食べたい!」と思ったものを食べることで、人は満腹感より先に満足感を感じます。お腹が足される以前に心が満たされる状態になり、幸福感もより多く感じることができるのです。

ハンバーガー食べたい→健康に悪い→野菜食べよう⇨満足度60% だとしたら

ハンバーガー食べたい→食べよう!⇨満足度100% の方が、明らかに本能的な判断に思えますよね。健康に悪いものを食べてしまったという罪悪感は必要ありません。その時食べたいものを食べることで人はより幸せを感じることができるようになります。

 

最後に

f:id:sensabanbetsu:20160719182857j:plain

私自身がストレス耐性がめちゃくちゃ弱い人間で、やる気・生命力が無になることが多々あります。ほぼ慢性的にそうです。そんななか、これだけは心掛けているのが「辛くなったら逃げてしまおう」ということです。

 

私はさいわいにも、一度ストレスを感じてしまったらその物事に対して絶大なる拒否感と恐怖心を抱いてしまう癖があり、逃げずにはいられない体質なので、割とすぐ逃げられます。(笑)(いろんな事務手続きとか形式的なとこはちゃんとしますが。)一方では、逃げたくても逃げられないという人が多くいるこの社会において、身体や心との付き合い方はとても繊細であるということを知っていただきたく思い記事にしました。

 

現代のストレス社会において、100人いれば100通りの心労があると言われています。

多種多様な環境において、個々人が抱える悩みの種は一致することの方が稀です。ストレスを敏感に感じやすい人もいれば、跳ね除ける力を持っている人もいます。とはいえ、大小問わず今日も誰かが何かに悩んでいると思うと、私も胸が痛いです。

 

気分を上げること(プラスの働きかけ)ももちろん大切ですが、気分が落ち込みすぎない心掛け(マイナスにならない働きかけ) はもっと大切なように思います。リフレッシュして前向きになることだけが正解ではないのです。寝てダメで、出かけてダメで、そんな単純に癒える心の傷ならみんな元気なはず。まずは自分としっかり向き合い、客観的にそして冷静に見つめあってあげることが大切なのではないでしょうか。苦しい時は休みましょう。

 

皆様に一つでも多くの幸せを感じられる瞬間が訪れますように。 おわり。